川田裕

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川田 裕(かわた ゆたか)は、日本の機械工学者大阪工業大学名誉教授、工学博士(東京大学)。日本機械学会名誉員[1]大阪府学校教育審議会工業教育部会長[2]

専門は、流体機械流体工学流体解析(CFD)(特にポンプ環境装置ガスタービン原子力プラント[3][4]

略歴

東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。

1992年工学博士(東京大学)[5]

三菱重工業高砂研究所にて、流体研究室長、ターボ機械研究推進次長、技監・主幹研究員兼ガスタービンコンバインドサイクルセンター長として、海外の競合他社に対抗する技術戦略策定や、1700℃級ガスタービン国家プロジェクトの獲得に尽力し、2006年大阪工業大学工学部機械工学科教授として着任。その後、同大学工学部長兼大学院工学研究科長、2013年副学長を務め[6]、2018年同大学名誉教授[7]

大阪工業大学のグローバル化を推進し、特に「サウジウィーク2012 in 大阪」の共催シンポジウムで講演(テーマ:環境再生可能エネルギーにおける日本とサウジアラビアの協力について)するなど、サウジアラビアとの国際交流に貢献している[8][9] 。また、同大学学校法人の常翔学園理事も務め、高大連携に貢献している[10]

主な研究

出典