岡崎 (京都市)

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岡崎(おかざき)は、京都府京都市左京区の南部に存在する地域(広域地名)である。ここではおおよそ、左京区内の「岡崎」を町名に冠する地区の総称として用いる。

概要

左京区の南部に位置し、北は吉田浄土寺、東は鹿ヶ谷南禅寺、南は粟田口、西は聖護院二条川東と接する。

地域内の町名

以下、冠称の「岡崎」は略した(50音順)。

入江町(いりえちょう)・円勝寺町(えんしょうじちょう)・北御所町(きたごしょちょう)・最勝寺町(さいしょうじちょう)・真如堂前町(しんにょどうまえちょう)・成勝寺町(せいしょうじちょう)・天王町(てんのうちょう)・徳成町(とくせいちょう)・西天王町(にしてんのうちょう)・西福ノ川町(にしふくのかわちょう)・東天王町(ひがしてんのうちょう)・東福ノ川町(ひがしふくのかわちょう)・法勝寺町(ほうしょうじちょう)・南御所町(みなみごしょちょう)

諸機関・施設

公共機関

教育機関

宗教施設

神社

寺院

文化施設

重要文化的景観

都市景観100選でもある岡崎地区における文化的景観の基軸は「水路と京都近代化の先駆け」で、琵琶湖疎水白川を中心に、その流域の庭園や町並みと路地裏での蔬菜栽培(京の食文化継承)、岡崎神社南禅寺等の寺社、そして文教施設としての岡崎公園などが、東山区の石泉院町と合わせ文化財保護法での重要文化的景観に選定されている。

一方で重要文化的景観選定前に改築が認可された旧京都会館(現ロームシアター京都)は、景観保護の拠り所となる京都市市街地景観整備条例が定めた高さ制限を例外的に除外されたことで、文化的景観の意義を揺るがしかねない事態を招いてもいる。

関連項目