宮川健郎
宮川 健郎(みやかわ たけお、1955年8月3日 - )は、日本児童文学研究者、武蔵野大学教授。 東京都千代田区生まれ。立教大学日本文学科卒、同大学院前期課程修了。宮城教育大学助教授を経て、明星大学人文学部教育学科教授。2009年武蔵野大学教授。児童文学は、童心主義の上に成立すると主張する。母親が児童文学作家の宮川ひろであり、学生時代に雑誌『日本児童文学』別冊[1]の編集アルバイトをしていた。
著書
- 『国語教育と現代児童文学のあいだ』日本書籍、1993年
- 『宮沢賢治、めまいの練習帳』 久山社、1995年
- 『現代児童文学の語るもの』NHKブックス、1996年
- 『本をとおして子どもとつきあう―日ようびのおとうさんへ』日本標準、2004年
- 『子どもの本のはるなつあきふゆ』岩崎書店 2007
- 『物語もっと深読み教室』岩波ジュニア新書、2013
共編著
- 『ズッコケ三人組の大研究─那須正幹研究読本I-3』(石井直人共編、ポプラ社、1990-2005)
- 『児童文学 新しい潮流』双文社出版 、1997年)
- 新しい小学国語の創造 話す、聞く、書く、読む 伊藤隆司,中村哲也共著 双文社出版 2004.12
- 児童文学研究、そして、その先へ 横川寿美子共編 久山社 2007.11
- 名作童話を読む未明・賢治・南吉 春陽堂書店 2010.5
脚注
- ^ 日本児童文学別冊『過渡期の児童文学』(偕成社、1980)編集後記、参照