安永登

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安永 登(やすなが のぼる、1893年明治26年)4月9日[1] - 没年不詳)は、日本内務官僚関東州官僚。

経歴[編集]

福岡県出身。1912年(明治45年)、小学校教員となり、訓導に進んだ[2]1918年大正7年)に日本大学高等師範部を卒業し、内務属となる[3]1921年大正10年)に高等試験行政科に合格[3]富山県属、同警視・警務課長、青森県事務官鹿児島県事務官、朝鮮総督府事務官・平安南道警察部長を歴任した[2][3]

1932年(昭和7年)より関東庁事務官に転じ、金州民政署長、内務局地方課長、旅順民政署長を歴任[2]1938年(昭和13年)に関東専売局長に就任した[3]

退官後、福岡市助役を務めた[3]

脚注[編集]

参考文献[編集]

  • 『輓近大日本拓殖史』日本行政学会、1934年。 
  • 人事興信所編『人事興信録 第12版(上)』人事興信所、1939年。 
  • 帝国秘密探偵社編『大衆人事録 第14版』帝国秘密探偵社、1943年。