孤独の向こう

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孤独の向こう
平原綾香シングル
初出アルバム『Path of Independence
B面 一番星
リリース
規格 シングル
録音 日本の旗 日本
ジャンル J-POP
レーベル ドリーミュージック
作詞・作曲 川江美奈子
藤井理央 (編曲)
平原綾香
チャート最高順位
平原綾香 シングル 年表
星つむぎの歌
(2008年)
孤独の向こう
(2008年)
さよなら 私の夏/空に涙を返したら
(2008年)
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孤独の向こう』(こどくのむこう)は、平原綾香の15枚目のシングル。

解説

シングルとしては前作『星つむぎの歌』から3か月での発売となる。

本作はドラマ『トップセールス』の主題歌としてのタイアップがついている。

楽曲解説

孤独の向こう
歌詞と歌の力強さ、それらを彩るようにピアノとストリングが織り成す美しい音色に仕上がった印象的なバラードとして仕上がっている[2]
平原は本作に関して以下のように語っている。
タイアップ先のドラマについてと、本楽曲を採用した経緯
このドラマは女性のセールスマンが主人公のお話になります。その主題歌を製作するにあたり様々な楽曲があったのですが、その中でドラマのストーリーに一番しっくりするなと思ったのが川江美奈子さんが作ったこの曲だったんですね。今働いている女性の皆さんに共感を持っていただけると良いなと思って製作しました[2]
歌詞について
まず第一印象として思ったのは、「大人っぽい歌詞だな。」と思ったことですね。自立していると言う意味で、女性としての強さを感じる部分があって、寂しさや哀しさは自分で選ぶ物だと言う歌詞があったんですが、そこの部分にそれを強く感じましたね。人間の本質をとてもよく見てるなと思ってすごく印象に残った所ですね。私自身もよくその辺で考えることがありまして、悔しい、哀しい、って自分の心が勝手に決めてしまっていることであって、心にブレがなければ制御できる所ではあるんですよね。だからこそこの歌詞にある通り、自分の人生は自分で決めることだから、選んだ道を思いっ切り踏み出して楽しもう、悔しがろう、とかってなっていくのかなって。自分の意思で決められる人生があってこそ、将来ってあるのかなって感じ取りましたね[2]
平原綾香自身が捉える孤独について
私が学生の頃に一緒に音楽で表現していきたいと思っていた人達と離れ離れになって夢を語らう時間がなくなってしまった時には孤独に思っていたこともあったんですけど、今思うと同志と呼べる人達がいなくなったからこそそう感じたんだろうか?、けど今この瞬間に孤独を感じている人々がいたら、私が音楽を通して勇気付けられる、元気付けられる、この曲に巡り会って改めてそう思いましたね[2]
一番星
こちらは平原自身が作詞・作曲・編曲を手掛け、至純な情景描写と、夢に向かい邁進していく人々の日常にある葛藤をドラマティックな歌詞とサウンドによって仕上げられている楽曲[2]
楽曲について
この曲はドラマの主人公になったつもりで様々な思いを巡らせて作っていったんですけど、制作していてとても面白かったですね。これまではオブラートに包んだような感じの宇宙のような壮大なスケールの中の愛をテーマとして描いた楽曲が多かったんですが、この曲のように身近な出来事を歌うタイプの楽曲は私としてもシングルとしても珍しいタイプの楽曲になりますね。こう言う曲があったらいいなと思いながら制作を進めて行ったら、スタッフの方から「いいじゃない、これ。」って言ってくれて。効果音としても雑踏や車の音だったりと日常生活で耳にするような音をサンプリングしてみたりして、一度こんな経験を経ると世界が広がるような思いを感じますね[2]

収録曲

  1. 孤独の向こう
    作詞・作曲:川江美奈子/編曲:藤井理央
  2. 一番星
    作詞・作曲・編曲:平原綾香 / ストリングスアレンジ:藤井理央
  3. 孤独の向こう〜Vocal-less Track〜

楽曲の収録アルバム

孤独の向こう
一番星
  • 『Path of Independence』

脚注

外部リンク