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太東岬

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九十九里浜を望む

太東岬(たいとうみさき)とは、千葉県いすみ市(旧岬町)にある岬である。太東埼灯台が設置されている。恋のビーナス岬、という別称もある。九十九里浜の南端に位置する。高さは約60mで、下は太平洋まで断崖絶壁となっている。岬の周辺は公園として整備され、小型車の駐車場とトイレがある。北側には刑部岬から九十九里浜が弓なりに連なっており、南側には夷隅川の河口と大原の町並みが見える。その景色の良さから映画などの収録も行われている。

歴史

江戸時代は現在より数キロ海に突き出ていたという。元禄大地震と海蝕により現在の姿になった。戦時中は要塞として利用され、軍事施設が建てられたが、戦後撤去され、その土台のほとんどは岬の浸食により海中に没した。現在は少し奥まった位置に太東埼灯台が建てられている。

アクセス

  • JR外房線太東駅下車、約4キロ。徒歩約45分。
  • 駐車場:10台程度、国道128号より灯台へ向かう道は狭路で、灯台手前は坂もきつく、乗用車のすれ違いも難しくなる。中型車以上は通行不可能。