坂井郡

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日本 > 福井県 > 坂井郡

坂井郡(さかいぐん)は、福井県の北部にあった。郡域は現在のあわら市坂井市の全域、福井市の北西部、および吉田郡永平寺町の一部にあたる。

県庁所在地である福井市の北側に位置し、4町すべてが福井市と接していた。人口 92,312 人、面積 209.91 km²(2005年国勢調査)。

坂井郡の消滅時点では以下の4町を含んでいた。

2006年3月20日、全町が合併し坂井市となったため消滅した。

平成の大合併

旧:坂井郡の最終的な県内位置図
1.旧:三国町, 2.旧:丸岡町
3.旧:春江町, 4.旧:坂井町

各町とも人口は1万人(坂井町以外は2万人)を超えて、丸岡町は人口3万人を超えて福井県の町では人口が最も多かった。いわゆる平成の大合併では、「坂井郡一市」か頓挫した後、北部(三国・芦原・金津)と南部(坂井・春江・丸岡)でそれぞれ検討されたが法定合併協議会の設置には至らず、結果的に芦原・金津の合併、坂井・春江の枠組みとなった。残る三国・丸岡は相互に隣接していないため単独町政になるものと見られたが、2004年3月に芦原・金津両町の合併であわら市が成立したのとは対照的に、坂井・春江は法定合併協議が破談になったことから、三国町長から提案のあった四町合併に合意、坂井市が発足する2006年3月20日、所属町村がすべて消えることとなった。



明治22年以前 明治22年4月1日 明治22年 - 昭和20年 昭和20年 - 昭和30年 昭和31年 - 昭和63年 平成1年 - 現在 現在
剣岳村 剣岳村 昭和30年2月15日
金津町に編入
金津町 平成16年3月1日
あわら市
あわら市
金津町 金津町 昭和29年10月15日
金津町
細呂木村 細呂木村
坪江村 坪江村
伊井村 伊井村
吉崎村 吉崎村
明治30年2月1日
分立 北潟村
昭和30年3月31日
芦原町
芦原町
芦原村 昭和10年2月11日
町制
本荘村 本荘村
丸岡町 丸岡町 昭和30年3月31日
丸岡町
丸岡町 平成18年3月20日
坂井市
坂井市
長畝村 長畝村
竹田村 竹田村
高椋村 高椋村
鳴鹿村 鳴鹿村
磯部村 磯部村
春江村 昭和17年4月3日
町制
昭和30年3月31日
春江町
春江町
大石村 大石村
兵庫村 兵庫村
東十郷村 東十郷村 昭和30年3月31日
坂井村
昭和36年4月1日
町制
坂井町
大関村 大関村
木部村 木部村 木部村 昭和31年9月30日
坂井村に編入
三国町 三国町 昭和29年3月31日
三国町
三国町 三国町
雄島村 雄島村
加戸村 加戸村
新保村 新保村
浜四郷村 浜四郷村 浜四郷村 昭和32年1月1日
三国町に編入
昭和32年1月1日
川西村に編入
昭和42年3月17日
福井市に編入
福井市 福井市
鶉村 鶉村 昭和30年3月31日
川西村
昭和32年7月10日
町制(川西町
本郷村 本郷村
棗村 棗村
鷹巣村 鷹巣村
大安寺村 大安寺村 大安寺村 昭和32年4月1日
川西村に編入
昭和32年4月1日
福井市に編入

関連項目


令制国一覧 > 北陸道 > 越前国 > 坂井郡

坂井郡(さかいのこおり)は、かつての越前国北部、現在の福井県坂井市およびあわら市の全域、福井市の北西部、吉田郡永平寺町の一部地域を指す。