コンテンツにスキップ

地獄の門 (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。110.165.234.199 (会話) による 2011年9月8日 (木) 01:45個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎概要)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

地獄の門』(じごくのもん、原題:Paura nella città dei morti viventi)は、ルチオ・フルチ監督のゾンビものホラー映画

1980年イタリア映画、日本劇場未公開。ビデオ発売。

概要

フルチが『サンゲリア』に続いて発表したゾンビ映画第2弾。

脳みそが飛び散り、口から内臓が噴き出し、頭をドリルが貫通し、ウジの大群が降り注ぎと、フルチの作品の中でも過激な残酷描写で有名である。

本作品に登場するゾンビは半分悪霊のようなもので、突然消えたり現れたりするのが特徴。 舞台となる「ダンウィッチ」は、ラヴクラフトによる「ダンウィッチの怪」及びクトゥルフ神話作品に登場する町の名前である。

主演のカトリオーナ・マッコールは、日本映画(但し日本人はプロデューサーと原作者だけ)『ベルサイユのばら』(1979年)でオスカル役を演じた美人女優。この後立て続けに、フルチ監督の『ビヨンド』『墓地裏の家』にも出演している。

あらすじ


注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。


ダンウィッチ。地図にも載っていないこの小さな町で、ある日トーマス神父(ファブリツィオ・ジョヴィーネ)が首を吊って自殺した。以来、町では奇妙な出来事が相次ぐようになった。

神父の自殺と言う、この神への冒涜行為により、町では地獄の門が開かれようとしていたのだ。万聖節の夜までに門を閉じなければ、悪霊が世界にはびこり、人類は死滅してしまう。

事件を察知した霊媒師マリー(カトリオーナ・マッコール)は、新聞記者ピーター(クリストファー・ジョージ)共にダンウィッチへ向かうが・・・・・・。

スタッフ

  • 監督: ルチオ・フルチ
  • 製作: ジョヴァンニ・マッシーニ 、ロベルト・E・ワルナー
  • 脚本: ルチオ・フルチ、ダルダーノ・サケッティ
  • 撮影: セルジオ・サルヴァーティ
  • 音楽: ファビオ・フリッツィ

キャスト

  • クリストファー・ジョージ
  • カトリオーナ・マッコール
  • ジャネット・アグレン
  • カルロ・デ・メイヨ
  • アントネッラ・インテルレンギ
  • ダニエラ・ドリア
  • ミケーレ・ソアヴィ
  • ルチアーノ・ロッシ
  • ファブリツィオ・ジョヴィーネ