サンゲリア

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サンゲリア』(原題:Zombi 2 )は、ルチオ・フルチ監督のゾンビものホラー映画。

1979年イタリア(=アメリカ合作)映画、日本劇場公開は1980年。

目次

[編集] 概要

ジョージ・A・ロメロ監督作品から派生した数多くの亜流ゾンビものの中でもイタリアンゾンビ最高傑作。水中でサメと格闘するゾンビ、ウジミミズがたかった汚らしいゾンビ、眼球串刺し血管引きずり出しなど数々のグロシーンが話題となった。日本劇場公開時には「上映中にショック死した場合はハワイに墓を建てる」というショック死保険がギミックとして用意された。

[編集] エピソード

  • この作品の原題は『ZOMBI2』。前年にロメロの『Zombie/Dawn of the dead』(邦題『ゾンビ』 1978年)がイタリアをはじめヨーロッパで公開されたばかりだった。この作品のヨーロッパでの配給権を持っていたダリオ・アルジェントは、勝手にタイトルを使われたことに大いに憤慨しルチオ・フルチ監督に抗議したが、「ゾンビはもともとブードゥ教特有の言語、権利を振りかざす根拠はどこにもない。」と言われ当時後輩格の監督であったアルジェントはこれ以上は何も言えずイタリアホラーの巨匠の2人の確執は始まったという。
  • 主人公の1人、ヒロイン役のティサ・ファローはハリウッド女優ミア・ファローの妹である。多くの名作に主演した姉に比して結局欧州でのB級映画「猟奇!喰人鬼の島」など主演に留まり、のち引退後タクシードライバーに転じたが事故で片目を失明したと言われる。
  • 低予算製作のためゾンビエキストラを同じ俳優で使いまわしたり、新聞社オフィスのシーンでは他人の事務所に勝手に入り込み撮影、俳優のギャラのコスト削減のためルチオ・フルチ自身も編集長役で端役出演している。また、ブルックリン橋でのラストシーンは無許可で早朝にゲリラ的に撮影したため、橋の歩道をゾンビが闊歩するその下の車道では車が何事もないかの様に走っているという不自然なシーンになっている。
  • 当映画の撮影でボツとなったフィルムが『人間解剖島 ドクター・ブッチャ-』(1981)で利用されている。なお、『人間解剖島 ドクター・ブッチャ-』もイアン・マッカロックが主演している。

注意以降の記述で物語・作品・登場人物に関する核心部分が明かされています。


[編集] ストーリー

ある日、ニューヨーク湾内で奇妙な事件が発生した。漂流中のクルーザー内に踏み込んだ警備船の警官が、突如現れた全身腐乱した不審な男に襲われたのである。警官1人が犠牲となり、男は全身に銃弾を打ち込まれて海中に姿を消した。

クルーザーの持ち主の娘アン(ティサ・ファロー)と新聞記者ピーター(イアン・マカロック)は、真相究明のためカリブ海に浮かぶ小島、マトゥール島へ向かう。だが、そこは何かの疫病なのか、それともブードゥー教の呪いのためなのか、死者が蘇り、生者を貪り喰う恐るべき魔境と化していたのである。

[編集] スタッフ

  • 監督:ルチオ・フルチ
  • 製作:ウーゴ・トゥッチ、ファブリッツィオ・デ・アンジェリス
  • 脚本:エリザ

[編集] キャスト

[編集] 外部リンク