国外退去

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国外退去(こくがいたいきょ)とは、国家が自国内に在留する外国人に対し、出国を命じる(強制する)ことを指す。

日本においては、法令上は「退去強制」と「出国命令」があり、いずれも外国人が日本在留の根拠(許可)を喪失した場合に行われる。退去強制または出国命令が執行されれば、その外国人は一定期間上陸拒否の対象となる。なお、特別永住者については、退去強制の要件が内乱罪外患罪で有罪が確定しその執行を終えた場合などに限定されている。

全斗煥時代の韓国で、日本人留学生国家保安法違反に問われ、懲役7年の有罪判決が出た。日本政府は、韓国政府と外交折衝を行い、当該留学生を国外退去にし、刑の執行を免除させた。