国士舘大学サッカー部レイプ事件

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国士舘大学サッカー部レイプ事件(こくしかんだいがくサッカーぶレイプじけん)は、2004年平成16年)6月3日に発生した国士舘大学サッカー部に所属する複数の大学生によるレイプ事件。

概要[編集]

国士舘大学サッカー部員の一人が6月3日に自身のアパートに少女を連れ込み、他の部員に性行為できるとメールを送って14人の部員を集めて、この計15人で強姦をしたという事件であった。少女はこれを嫌だと思っていたが、大学生が大勢いたために抵抗できなかった。2004年12月1日、警視庁は他の部員を募った一人を児童福祉法違反の疑いで、残りの14人を東京都青少年の健全な育成に関する条例違反の疑いで逮捕した[1]

被害者は16歳の高校生であり、メールで募ったサッカー部員は5月下旬に町田駅前で声をかけたことで知り合っていた。3日の午前0時頃から7時半頃までの間、15人で強姦を行っていた。募るメールは約20人の部員に送られていた[2]。5月末に町田駅前で最初に声をかけられた少女はその日には断っていたが、そのときは失恋で自暴自棄になっていたことから6月2日公園で会う約束をして会い、公園で性行為した。そこからこの少女を自身のアパートに連れ込み、メールで他の部員が募られ集団での強姦が行われた。強姦をした部員の他に見物人もおり、約20人がその場に来ていた[3]

この事件により国士舘大学サッカー部は2005年4月1日より無期限活動停止処分となり、日本フットボールリーグを退会となった。逮捕された15人の大学生は全員が国士舘大学退学処分となった[4]

脚注[編集]

  1. ^ 国士舘大サッカー部員ら15人逮捕 少女にわいせつ容疑”. インターネットアーカイブ. 2020年12月23日閲覧。
  2. ^ 国士舘大サッカー部 15人逮捕”. インターネットアーカイブ. 2020年12月23日閲覧。
  3. ^ 15人で7時間以上…見物も、国士舘大集団レイプ”. インターネットアーカイブ. 2020年12月23日閲覧。
  4. ^ 大学スポーツにおける不祥事を法的に分析する”. スポーツ法政策研究会. 2020年12月23日閲覧。

関連項目[編集]