吉住良輔

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吉住 良輔(よしずみ りょうすけ、1884年11月27日 - 1963年2月18日)は、日本陸軍軍人。最終階級は陸軍中将

経歴

三重県出身。1905年(明治38年)3月、陸軍士官学校(17期)を卒業し、翌月、歩兵少尉に任官。1916年(大正5年)11月、陸軍大学校(28期)を卒業した。

1929年(昭和4年)3月、歩兵大佐に昇進し歩兵第57連隊長に就任。1930年(昭和5年)8月、本郷連隊区司令官に転じ、第1師団参謀長教育総監部庶務課長を歴任。1933年(昭和8年)12月、陸軍少将に進級し歩兵第36旅団長となる。

1935年(昭和10年)12月、第1師団司令部付に転じ、第4師団司令部付を経て、1937年(昭和12年)8月、陸軍中将に昇進し第9師団長に親補された。日中戦争に出征し、第二次上海事変南京攻略戦徐州会戦武漢作戦を戦い、1938年(昭和13年)6月に復員1939年(昭和14年)12月、待命となり予備役に編入された。

参考文献

  • 福川秀樹『日本陸軍将官辞典』芙蓉書房出版、2001年。
  • 外山操編『陸海軍将官人事総覧 陸軍篇』芙蓉書房出版、1981年。