司教杖

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2021年3月13日 (土) 13:58; SeitenBot (会話 | 投稿記録) による版 (Botによる: {{Normdaten}}を追加)(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
カトリック教会の黄金製の司教杖(13世紀カルカソンヌ

司教杖(しきょうじょう)は、司教主教)が祭式の時に手に持つのことである。牧杖、あるいはバクルスラテン語: baculus)とも言う。

概要[編集]

典礼の冠のミトラ同様、司教(主教)の権能の象徴である。司牧者としてその教区の信徒を牧することを表すため、カトリック教会の司教杖は羊飼いの杖に似せて、先端が曲がったゼンマイのような形をしている。聖公会では牧杖あるいはパストラルスタッフと言う。

関連項目[編集]