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千種有功

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
 
千種有功
時代 江戸時代後期
生誕 寛政8年11月9日1796年12月7日
死没 嘉永7年8月28日1854年10月19日
別名 号:千々廼舎(ちぢのや)、鶯蛙園(おうけいえん)、在琴[1]
官位 正三位近衛権中将[1]
主君 光格天皇仁孝天皇孝明天皇
氏族 千種家
父母 父:千種有条、養父:千種有秀
有顕
養子:有名有文
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千種 有功(ちぐさ ありこと[1]、ちくさ ありこと[2])は、江戸時代後期の公卿歌人[1]

経歴

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はじめ一条忠良[1]、次いで有栖川宮織仁親王久世通理らに入門して和歌を師事、。和歌のみならず書画も能筆であり[1]、また公家ながら刀剣を愛好し、その収集に飽き足らず自ら刀を鍛え[3]、2000年代でもその遺作は蒐集家に人気がある[3]

東京都新宿区須賀町にある須賀神社に肖像・大岡雲峰画、歌・千種有功筆の三十六歌仙図が社宝として伝わっており、新宿区指定有形文化財(絵画)に指定されている[4]

系譜

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歌集

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  • 『千々廼舎集』 全3巻
  • 『日枝の百枝』
  • 『ふるかがみ』
  • 『和漢草』

脚注

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  1. ^ a b c d e f 千種有功 【ちぐさ-ありこと】”. コトバンク. 2013年12月3日閲覧。
  2. ^ 国史大辞典
  3. ^ a b 高瀬理恵『公家侍秘録』 4巻、小学館、2004年、82頁。ISBN 978-4091855640 
  4. ^ 須賀神社の三十六歌仙絵”. 公益財団法人 新宿未来創造財団. 2013年12月3日閲覧。

関連項目

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  • 羽林家
  • 公家侍秘録 - 江戸時代後期の京都を舞台とした漫画。有功が準レギュラーとして登場する。