六花の森
六花の森 | |
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情報 | |
設計者 | 大林組 |
施工 | 大林組 |
建築主 | 六花亭 |
事業主体 | 六花亭 |
管理運営 | 六花亭 |
敷地面積 | 10ヘクタール(うち緑地面積8.5ヘクタール) m² |
開館開所 | 2007年9月 |
所在地 | 北海道河西郡中札内村常盤西3線 249-6 |
座標 | 北緯42度41分33秒 東経143度6分54秒 / 北緯42.69250度 東経143.11500度座標: 北緯42度41分33秒 東経143度6分54秒 / 北緯42.69250度 東経143.11500度 |
六花の森(ろっかのもり)は。六花亭のメセナ活動により誕生し維持されている広大な風景式庭園である。正式名は六花亭中札内ファクトリーパーク。小川や湿原など嘗て存在していた自然風景を再現した園内には、クロアチアの古民家を移築した美術館が点在する。
六花の森プロジェクト
北海道帯広市に本社を置く六花亭が中札内村に製菓工場を新設するにあたり、その10ヘクタールの敷地である荒れた耕地に河川(三番川)と河畔林と湿地および水辺の植生を再生しナチュラルガーデンとして整備するという、1997年2月に始まった「終わりのないプロジェクト」とされるランドスケーププロジェクトである。ランドスケー プ設計および施工は大林組が担った。
この六花亭、大林組、中札内村による「六花の森プロジェクト」は、日本建築学会賞(業績部門)、ならびに日本建築美術工芸協会AACA賞特別賞を受賞した。
施設
- 直行絶筆展示室 - 坂本直行の未完成作品を展示する。
- 坂本直行記念館 - 十勝六花(エゾリンドウ、ハマナシ、オオバナノエンレイソウ、カタクリ、エゾノリュウキンカ、シラネアオイ)を描いた作品等を展示する。
- 花柄包装紙館 - 坂本直行の作品である六花亭の包装紙を壁紙として展示する。
- 百瀬智宏作品館 - 洋画家百瀬智宏の作品を展示する。
- 真野正美作品館- 児童詩誌「サイロ」表紙絵で知られる真野正美の作品を展示する。
- サイロ五十周年記念館 - 児童詩誌「サイロ」第1号から第600号までの表紙絵を展示する。
- 「三番川」 - 休憩所。建物の裏口を出たところが河川敷で三番川が流れる。
- レストハウス&ショップ はまなし - ミュージアムショップとカフェレストラン。製菓工場の建物内にある。
利用情報
- 開館時間 - 10:00から16:00(または17:00)
- 休館日 - 11月初旬から4月下旬(晩秋から春までの半年間休館)
交通アクセス
- JR帯広駅前の帯広駅バスターミナルから十勝バス「大樹・広尾行き」で60分、「中札内小学校前」下車、徒歩15分。
- 帯広空港からタクシーで15分
周辺
関連項目
参考文献
- 「中札内美術村/六花の森」 六花亭発行