全国民主労働組合総連盟

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全国民主労働組合総連盟 /
民主労総
各種表記
ハングル 전국민주노동조합총연맹 /
민주노총
漢字 全國民主勞動組合總聯盟 /
民主勞總
発音 チョングンミンジュノドンジョハプチョンヨンメン /
ミンジュノチョン
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全国民主労働組合総連盟(ぜんこくみんしゅろうどうくみあいそうれんめい)とは、韓国労働組合ナショナルセンターである。世界的にも有数の戦闘的労働組合として知られている。略称は民主労総

基礎データ

組織現況

  • 総組合数(支部も含む):1,768組合
  • 組合員数:677,790名
  • 総加盟組織:16組織
  • 組合員対比産別転換率:80.7%
    • 産別労組数:25箇
    • 産別組合員数:547,430名
  • 地域本部と地区協議会
    • 地域本部:16箇
    • 地区協議会:45箇

出典:2010년 11월 현재 조직현황(2010年10月現在の組織現況)、民主労総ホームページ(2011年5月31日閲覧)

役員

6期9代(2010年1月~現在)の役員

  • 委員長:キム・ヨンフン(김영훈
  • 副委員長(4名)
    • チョン・ウィホン(정의헌
    • チョン・ヒソン(정희성
    • チョン・ヘギョン(정혜경
    • ノ・ウジョン(노우정
  • 事務総長:カン・スンチョル(강승철

出典:6기 9대 임원소개(6期9代の役員紹介)、民主労総ホームページ(2011年5月31日閲覧)

設立経緯

元々、韓国の労働組合ナショナルセンターには、軍政が育てた労資協調路線の韓国労働組合総連盟(韓国労総)が存在したが、1987年民主化宣言以降、韓国労総の労資協調姿勢に飽き足らない労働運動が活発化。1995年11月11日に当局非公認のまま結成され、労働法改正後の1999年11月22日に晴れてナショナルセンターとして認可された。

政治的姿勢

政治姿勢としては金大中をも含めた保守・中道派に対して批判的な姿勢を保ち、金大中政権下での新自由主義路線に対しても実力行使で反撃、2001年大宇自動車(現:GM大宇)争議への白色テロに対しても徹底抗戦を貫いた。また2000年4月には立場の近い在野勢力と共に民主労働党を結成、支持母体となっている。

加盟単産

加盟単産は16団体。主な所属単産は、現代労組・全国教職員労働組合・ソウル市地下鉄労組など。

出典:2010년 11월 현재 조직현황(2010年10月現在の組織現況)、民主労総ホームページ(2011年5月31日閲覧) 

外部リンク