今出川公直

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今出川 公直(いまでがわ きんなお、建武2年(1335年) - 応永3年(1396年)5月)は、南北朝時代から室町時代前期にかけての公卿後村上天皇(97代)から後小松天皇(100代)にわたって仕え、官位従一位右大臣まで昇る。父は権大納言今出川実尹。母は為基朝臣の娘。弟に右大臣今出川実直がいる。

延元2年/建武4年(1337年)叙爵。以降、侍従左近衛少将備後介左近衛中将などを経て、正平4年/貞和5年(1349年)に従三位となり公卿に列する。その後も参議権中納言検非違使別当を経て、正平14年/延文4年(1359年)に権大納言に就任する。その後も大納言右近衛大将内教坊別当などを経て、天授3年/永和3年(1377年)に内大臣拝命。弘和元年/永徳元年(1381年)には従一位へと進む。応永元年(1394年)には右大臣任じられたがすぐに辞す。その翌年に左大臣となるもやはりすぐに辞している。

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