二上橋 (富山県)

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二上橋
基本情報
日本の旗 日本
所在地 富山県高岡市
交差物件 小矢部川
用途 道路橋
路線名 富山県道255号守山向野線
管理者 富山県
開通 1960年
座標 北緯36度45分57秒 東経137度0分51秒 / 北緯36.76583度 東経137.01417度 / 36.76583; 137.01417 (二上橋)
構造諸元
形式 合成鈑桁橋
全長 168 m
10.8 m
関連項目
橋の一覧 - 各国の橋 - 橋の形式
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富山県道255号標識

二上橋(ふたがみばし)は、富山県高岡市一級河川小矢部川に架かる富山県道255号守山向野線橋梁

概要

かつて北陸街道の二上の渡しがあった。北陸街道のルート変更後も高岡と伏木・氷見を結ぶ重要な地となった。当時の加賀藩は軍事上架橋を禁じたが、明治時代になって高岡の町の人によって架橋された。しかしこの架橋と渡し賃をめぐって様々な対立が生じたため、1897年(明治30年)に県営で長さ60間、幅員3間の新橋が架橋された。さらに1937年の小矢部川改修に伴い橋長152m、幅員5.5mの橋に付け替えられた[1]

現在の橋は、1960年に架橋されたものである[2]

橋データ

  • 左岸 - 富山県高岡市守護町一丁目
  • 右岸 - 富山県高岡市開発本町
  • 形式 - 合成鈑桁橋[2]
  • 橋長 - 168 m[2]
  • 幅員 - 10.8 m[2]

脚注

  1. ^ 角川日本地名大辞典 16 富山県』(1979年10月8日、角川書店発行)758ページ
  2. ^ a b c d FR16:川を渡る橋・富山県(2022年9月3日閲覧)

関連項目