乳輪

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乳輪
ヒトの女性の乳輪(中心は乳首)
ラテン語 area
英語 Areola
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乳輪(にゅうりん)とは、乳首のまわりの部分にて、焦げ茶色黒色ピンク色の部分を意味する。乳暈(にゅううん)と呼ぶ場合もある。

第一次性徴期の女性の乳輪は、男性とほぼ同じ面積でピンク色であるが、第二次性徴期になると、乳房の成長として乳輪期から乳輪の面積が拡大し、茶色や黒色に色づいてくる。ただしその程度は人によって異なり、ほとんど変化が起きない場合もある。成熟期には隆起するようになる。妊婦、経産婦ではさらに濃い茶色・黒色に色づく場合があり、個人差もまた大きい。一概には言えないが、乳房が大きい程、乳輪も大きくなる傾向がある。また男女ともに、第二次性徴期以降は毛がはえることもある。