ヴィンソン案
ヴィンソン案(ヴィンソンあん)は、アメリカ海軍の建艦計画。建造予算成立を推進したアメリカ合衆国下院議員のカール・ヴィンソンの名前からこう呼ばれる。三度にわたり提出され、アメリカ海軍の軍備拡張に大いに貢献した。
第一次ヴィンソン案
軍縮条約下での建艦計画。1934年のヴィンソン・トランメル法によって予算成立。
第一次ヴィンソン案で計画された艦
第二次ヴィンソン案
事実上の無条約期になってから最初の計画。1938年の海軍拡張法によって予算成立。
第二次ヴィンソン案で計画された艦
第三次ヴィンソン案
大日本帝国海軍のマル4計画に対応して策定。同時期に成立したスターク案と合わせて二大洋海軍の実現に貢献。1940年の海軍拡張法によって予算成立。
第三次ヴィンソン案で計画された艦
- アイオワ級戦艦2隻
- エセックス級航空母艦3隻
- 巡洋艦
- 駆逐艦
- 潜水艦
関連項目