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ヴァイオリンと管弦楽のためのアダージョ

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ヴァイオリンと管弦楽の為のアダージョ ホ長調 K.261は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトが作曲したヴァイオリン協奏曲の楽章。1776年ザルツブルクで作曲された。

概説

ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調『トルコ風』K.219の第2楽章の別稿。1776年の終りに作曲された。父レオポルトが「ブルネッティ用のアダージョ」と手紙の中で記しており、協奏曲第5番の第2楽章がザルツブルク宮廷楽団のヴァイオリン奏者であるアントニオ・ブルネッティに合わなかったため代わりに作曲したとされている(アルフレート・アインシュタインは「彼(ブルネッティ)にとって気取りすぎていたため」と言っている)。

編成

独奏ヴァイオリンフルート2、ホルン2、弦楽合奏

形式

ソナタ形式、4/4拍子