ロマン・メニル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。124.44.99.152 (会話) による 2022年8月14日 (日) 10:21個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (「存命人物の出典明記」、「Expand French」、「Athletics-bio-stub」)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ロマン・メニル

ロマン・メニルフランス語: Romain Mesnil1977年7月13日 - )は、フランスル・プレシ=ブシャール (Le Plessis-Bouchard出身の陸上競技選手。専門は棒高跳び。自己ベストは2007年日本大阪市で開催された世界陸上で記録した5m86である。このときアメリカ合衆国ブラッド・ウォーカーも同じく5m86を跳んだものの、ウォーカーが1回目で跳んだのに対して、メニルが達成したのは2回目だったため、メニルは銀メダルに終わった。

2008年8月22日北京オリンピックに出場が決まっていたメニルは中国のチベット自治区での虐殺行為を批判し、人権をアピールするために緑のリボンを着用するように選手達へと呼びかけた[1]。競技では予選14位に終わり、決勝進出の13人の中に入れることができずに予選落ちした。

2009年3月30日、彼が裸の姿で棒高跳びの棒を持ってパリ市内の観光スポットを走りまわるビデオがYouTube上に公開された。2007年の世界陸上後付いていたナイキが彼のスポンサーについていたものの不況で契約が前年に打ち切られていたため、新しいスポンサーを探すために行ったという[2]。同年8月にベルリンで行われた世界陸上では5m85を跳び、スティーブン・フッカーに次ぐ2位となった。

2011年8月韓国大邱で行われた2011年世界陸上競技選手権大会では予選は通過しものの決勝記録無しに終わっている。

2012年ロンドン五輪では5m50の記録で10位に入っている。

2013年7月に行われたダイヤモンドリーグパリ大会で現役を引退した。

出典

外部リンク