ルイブノエ
座標: 北緯54度44分 東経39度31分 / 北緯54.733度 東経39.517度
ルイブノエ(ルィーブノイェ、ロシア語: Ры́бное; Rybnoye)はロシア連邦のリャザン州西部にある都市で、オカ川の右支流ヴォージャ川(Вожа)沿いに建つ。州都リャザンからは北西へ18キロメートル。人口は19,150人(2002年国勢調査)、2006年の推計では19,039人。
歴史
ルイブノエは、1597年の記録に「ルイビノ」(Рыбино)という名の村として初出している。ルイビノという地名は、ロシア語で魚を意味するルィーバから来たとされる。
19世紀末に鉄道が開通するとともに村は大きくなり、1947年には都市型集落の地位を、1961年には市の地位を得た。
文化
ルイブノエには歴史博物館があるほか、近隣の村コンスタンチノヴォには詩人セルゲイ・エセーニン(1895年-1925年)の生地であることを記念する博物館がある。
ルイブノエには馬の品種改良に関する科学研究所や、養蜂に関する研究所などが立地している。
経済・交通
ルイブノエには1864年にモスクワ・リャザン間の鉄道が開通し、鉄道駅も開業した(モスクワからの距離は180km)。駅には大きなヤードや工場があり、これが町の主な産業ともなっている。その他、周囲の農産物を利用する食品工業もある。
モスクワ=リャザン=タンボフ=ヴォルゴグラード=アストラハンを結ぶM6幹線道路はルイブノエを通っている。