リボン

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ブルーリボン

リボンribbon)とは、ひも状の織物のこと。多くは平たく細長い形状をしている。衣服装飾、または贈答品や表彰をするときに使われる(ブルーリボン賞など)。

概要

素材はサテンタフタベルベットグログランなどが主で、幅は数センチが一般的だが、5ミリ〜20センチの範囲におよぶ。

装飾に用いる場合はほとんどが女性向けである。頭髪を結う道具として用いたり、衣服に縫い付けたりして使用する。このため、キャラクターピクトグラムなどの作成で男女を区別させる必要がある場合、女性側にはリボンをつけることがある(男性側にはネクタイや帽子(キャップなど)を用いることが多い)。

結び目を作ってさらに装飾性を上げたものを使うことが多く、その際最もポピュラーな蝶結びのことを「リボン結び」と呼ぶこともある。より思い通りの結び目の形状を得るため、崩れにくくするために実際には結ばずに縫製で結び目の形を作ったり、プラスチックなどで成型したりすることもある。形を整えやすいようワイヤーが入ったものもある。

メダル勲章栄章褒章に用いることも多い。

新体操の手具の一つとして使われることがある。

インクリボンのように、リボン状(薄い帯状)の部品にもリボンの呼称を用いることがある。

歴史

古代ギリシアローマから広く使われている。16世紀から17世紀ヨーロッパでは、男女問わず広く使われた。日本で使われるようになったのは明治以降である。

シンボルとしてのリボン

関連項目