ムザッファル・フサイン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。RGAMTA (会話 | 投稿記録) による 2021年10月7日 (木) 06:25個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (Category:16世紀アジアの君主を追加 (HotCat使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ムザッファル・フサイン
بدیع الزمان
ティムール朝ミールザー
在位 1506年 - 1507年

王朝 ティムール朝
父親 フサイン・バイカラ
テンプレートを表示

ムザッファル・フサイン(生没年不詳)は、ティムール朝ヘラート政権の君主(在位:1506年 - 1507年)。

父は初代君主のフサイン・バイカラ。兄弟にバディー・ウッザマーンがいる。1506年に父がムハンマド・シャイバーニー・ハンへの遠征の行軍中に陣没したため、跡を継いだ。しかし、敵に敢然と立ち向かえるような人物ではなかった[1]。1507年にシャイバーニー・ハンがヘラートに侵攻してくると兄弟はヘラートを捨てて逃亡し、ティムール朝は滅亡した。

ムザッファルはその後まもなく死亡した。

脚注

  1. ^ ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』、104頁

参考文献

  • フランシス・ロビンソン『ムガル皇帝歴代誌』(小名康之監修, 創元社, 2009年5月)

関連項目