マレーシア華人協会
マレーシア華人協会（マレーシアかじんきょうかい、中国語: 馬來西亞華人公會/马来西亚华人公会、マレー語: Persatuan Cina Malaysia、英語: Malaysian Chinese Association, MCA, フランス語: Association des Chinois de Malaisie) は、1949年に結成されたマレーシアの政党である[1]。
概説
党員は中国系住民（華人）に限定されており[1]、そのうち経済界および中産階級の権益を中心に代表する。
独立後、マレー系の統一マレー国民組織（UMNO）およびマレーシア・インド人会議（MIC）と連携し一貫して連立与党の地位にあり、現在も与党連合である国民戦線（BN、ms:Barisan Nasional）における第2勢力である。2004年の総選挙ではBNを構成する各政党との小選挙区での候補者調整など緊密な選挙協力のもと、14.2％の得票で31議席を獲得した。しかし2008年総選挙では与党批判の中で大幅に議席を失い、15議席にとどまった。
もともと中国系住民のなかでも左派に支持者が多かったマラヤ共産党に対抗するため中国国民党の影響下で結成された経緯があり、反共保守の色彩が強い。
協会自体が実業に直接関与しており、代表的なものとしてマレーシア最大の英語紙『スター』の発行がある[1]。
関連項目
脚注
外部リンク
| 希望同盟 (英語版) （PH、パカタン・ハラパン） | |
|---|---|
| 国民戦線 (英語版) （BN、バリサン・ナショナル） | |
| 国民同盟 (英語版) （PN、ペリカタン・ナショナル） | |
| サラワク政党連合 (英語版) （GPS、ガブンガン・パーティ・サラワク） | |
| サバ人民連盟 (英語版) （GRS、ガブンガン・ラッヤット・サバ） | |
| 祖国運動 (英語版) （GTA、グラカン・タナ・アイル） | |
| その他 | マレーシア人民党 (PRM) - マレーシア・ダヤク会議 (MDC) - 全マレーシア・イスラム戦線 (BERJASA) - マレーシア・インド人イスラム会議 (KIMMA) - 統一パソク・ヌヌクラガン国民組織 (PASOK) - 共同連合会議 (CCC) - 連合サバ人民戦線 (BERSEKUTU) - 統一民主サバ人民権力党 (SETIA) - マレーシア人民正義戦線 (AKIM) - マレーシア民主党 (MDP) - 全マレーシア・インド人進歩戦線 (AMIPF) - マレーシア・プンジャビ党 (PPM) - マレーシア社会党 (PSM) - サラワク現地人人民党 (PBDS) - サラワク国民党 (SNAP) - 人民進歩党 (PPP) - 自由民主党 (LDP) - 統一パソクモモグン・カダザンドゥスン・ムルト組織 (UPKO) |
| Portal:政治学 - Category:各国の政党 - マレーシアの政治 | |
座標: 北緯3度9分34.77秒 東経101度43分0.44秒 / 北緯3.1596583度 東経101.7167889度
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