マクマス (小惑星)

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マクマス
1955 McMath
仮符号・別名 1963 SR
分類 小惑星
軌道の種類 小惑星帯
コロニス族
発見
発見日 1963年9月22日
発見者 ゲーテ・リンク天文台
軌道要素と性質
元期:2008年5月14日 (JD 2,454,600.5)
軌道長半径 (a) 2.855 AU
近日点距離 (q) 2.671 AU
遠日点距離 (Q) 3.039 AU
離心率 (e) 0.064
公転周期 (P) 4.82 年
軌道傾斜角 (i) 1.00
近日点引数 (ω) 157.24 度
昇交点黄経 (Ω) 258.34 度
平均近点角 (M) 54.16 度
物理的性質
絶対等級 (H) 11.9
Template (ノート 解説) ■Project

マクマス (1955 McMath) は、小惑星帯にある小惑星。インディアナ小惑星計画 (Indiana Asteroid Programによってゲーテ・リンク天文台で発見された。

名称

アメリカ人の技術者・実業家であり天文学者のロバート・マクマス (Robert Raynolds McMath(1891年 - 1962年)に因んで名付けられた[1]

ロバート・マクマスは1931年、父や友人とともにマクマス=ハルバート天文台 (McMath–Hulbert Observatoryミシガン大学に寄贈し、同天文台の台長を1931年から1961年まで務めている。また、1950年に設立されたアメリカ国立科学財団(NSF)には初期から顧問として関わった。国立の天文台が必要であることをNSFに助言した小委員会の委員長を務めており、彼が行った候補地の調査はキットピーク国立天文台の建設につながっている。天文学研究大学連合(AURA) (Association of Universities for Research in Astronomyの設立にも関わり、その初代会長(1957年 - 1958年)ならびにAURA理事会理事長を務めている[1]

この名称は、F. K. Edmondson によって提案され、1981年3月1日付の小惑星回報で命名が公表された[1]。なおこの回報では、同じく F. K. Edmondson の提案によって、ゲーテ・リンク天文台で発見された小惑星に AURAの第2代会長 C・D・シェーン (C. Donald Shaneに因む (1994) シェーンが命名されている。

脚注

  1. ^ a b c MPC 5848(1981年3月1日)

関連項目

外部リンク


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