ホテル・レニングラード

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ホテル・レニングラード(2010年)

ホテル・レニングラード: Гости́ница Ленингра́дская, : Hotel Leningradskaya)は、ロシアの首都モスクワにあるホテル。ホテル・レニングラードは、1950年代にモスクワに建造された7棟のスターリン様式(スターリン・ゴシック様式)の摩天楼(いわゆるセブン・シスターズ)の一つ。1949年から1952年まで工事が行われ1953年完成。17階建て、136メートルでセブン・シスターズの中では一番低い。部屋数329室。

モスクワ市内コムソモーリスカヤ広場en:Komsomolskaya Square (Moscow))の北東部に面し、同広場のレニングラーツキー駅カザンスキー駅ヤロスラフスキー駅の建築と調和している。また、鉄道駅に近い関係で鉄道利用客が多い。ホテルは花崗岩大理石をふんだんに使った重厚な内外装が特徴で、ファザードには上述した3駅の異なる建築様式を取り入れている。ホテルに入ると同時に、金のアクセントと手彫りの木の天井が、訪問する人々に感銘を与える。ロビーは、ロシア・アンピール様式で美しい黒い花崗岩の列柱、銅像、華やかなシャンデリアと家具で飾られている。階段の照明は、かつて世界最長の照明器具で、ギネスブックにも掲載されていた。上階のホールと廊下は、暗褐色のの木のパネルで覆われている。照明器具や扉の装飾、細部はゴシック様式で統一されている。客室からはモスクワ市街が一望できる。

ホテル・レニングラードには、レストランバーラウンジカジノカフェビリヤード室、美容室郵便局両替所、ギフトショップ、ヘルスセンター、会議場とビジネスセンターを含む施設がそろっている。

ホテルは、数百万ドルの費用を掛けてリフォームした後、ヒルトングループの傘下に入った。