ベンズトロピン
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IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
販売名 | Cogentin, others |
Drugs.com | monograph |
ライセンス | US Daily Med:リンク |
胎児危険度分類 |
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法的規制 |
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薬物動態データ | |
代謝 | Liver |
半減期 | 12-24 hours |
排泄 | Urine |
識別 | |
CAS番号 | 86-13-5 |
ATCコード | N04AC01 (WHO) |
PubChem | CID: 1201549 |
IUPHAR/BPS | 7601 |
DrugBank | DB00245 |
ChemSpider | 16736541 |
UNII | 1NHL2J4X8K |
ChEBI | CHEBI:3048 |
ChEMBL | CHEMBL1201203 |
化学的データ | |
化学式 | C21H25NO |
分子量 | 307.44 g·mol−1 |
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ベンザトロピン(英: Benzatropine)または、ベンズトロピン(英: Benztropine)は、ジストニアやパーキンソン症候群として知られる抗精神病薬による運動障害の一種の治療に用いられる医薬品である[1]。遅発性ジスキネジアには効果がない[1]。投与法は経口または静脈注射または筋肉内注射である[1]。効果は2時間以内に現れ、最大10時間持続する[2][3]。
一般的な副作用には、口渇、かすみ目、吐き気、便秘などがあげられる[1]。重度の副作用には、尿閉、幻覚、高体温、協調運動障害などがあげられる[1]。妊娠中または授乳中の人への投与の安全性は不明である[4]。ベンザトロピンは、ムスカリン性アセチルコリン受容体の活性を遮断することによって作用する抗コリン薬である[1]。
ベンザトロピンは、1954年に米国で医薬品として承認された[1]。後発医薬品として入手できる[1]。米国での卸売価格は月額約6ドルである[5]。2017年には、200万件以上処方され、米国で226番目に多く処方された医薬品である[6][7]。コゲンチン(Cogentin)などの商品名で販売されている[1]。
出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i “Benztropine Mesylate Monograph for Professionals” (英語). Drugs.com. American Society of Health-System Pharmacists. 6 June 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。9 April 2019閲覧。
- ^ Pagliaro, Louis A.; Pagliaro, Ann M. (1999) (英語). PNDR, Psychologists' Neuropsychotropic Drug Reference. Psychology Press. p. 47. ISBN 9780876309568. オリジナルの2020-07-26時点におけるアーカイブ。 2019年4月9日閲覧。
- ^ Aschenbrenner, Diane S.; Venable, Samantha J. (2009) (英語). Drug Therapy in Nursing. Lippincott Williams & Wilkins. p. 197. ISBN 9780781765879. オリジナルの2020-07-26時点におけるアーカイブ。 2019年4月9日閲覧。
- ^ “Benztropine (Cogentin) Use During Pregnancy” (英語). Drugs.com. 6 June 2019時点のオリジナルよりアーカイブ。9 April 2019閲覧。
- ^ “NADAC as of 2019-02-27” (英語). Centers for Medicare and Medicaid Services. 2019年3月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。3 March 2019閲覧。
- ^ “The Top 300 of 2020”. ClinCalc. 12 February 2021時点のオリジナルよりアーカイブ。11 April 2020閲覧。
- ^ “Benztropine Mesylate - Drug Usage Statistics”. ClinCalc. 3 July 2020時点のオリジナルよりアーカイブ。11 April 2020閲覧。