ベッコウバチ
ベッコウバチ科 クモバチ科 | ||||||||||||||||||
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狩ったクモを運ぶベッコウバチ科の一種
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分類 | ||||||||||||||||||
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ベッコウバチ科とはハチ目の科。クモバチ科ともいう。雌グモを狩り麻酔させてから卵を産み、幼虫はそのクモ一匹だけを食べて成育するという特徴がある。体形は細長く、中胸側板中央部に斜溝がある。触角は長い。日本には100種あまり生息[1]。
種としての「ベッコウバチ」
ベッコウバチ | ||||||||||||||||||||||||
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Cyphononyx dorsalis | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ベッコウバチ |
種としての和名ベッコウバチはベッコウバチ科の一種Cyphononyx dorsalisを指す。体長17 - 25mm。本州中部以南の日本全土[2]で見られる他、台湾、東南アジア、インドに分布する[1]。
その他の主な日本産の種
- オオモンクロクモバチ Anplius samariensis 体長11 - 21mm。北海道、本州、四国、九州に分布。腹に橙褐色の斑紋がある[3]。
- ツマアカクモバチ Tachypomplius analis 体長11 - 20mm。本州、九州、四国、南西諸島に分布。尻部が赤い。大型のアシダカグモを狩る[3]。
ベッコウバチ科の下位分類群
出典
- ^ a b コトバンク ベッコウバチ
- ^ ベッコウバチ | 高尾山の宝物たち | TAKAO 599 MUSEUM
- ^ a b 文一総合出版『ポケット図鑑 日本の昆虫1400 ②トンボ・コウチュウ・ハチ』278-279頁