ヘスペレトゥーサ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。Æskja (会話 | 投稿記録) による 2016年12月17日 (土) 11:34個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (+{{出典の明記}}、脚注節と参考文献節を設置し+{{節スタブ}}、ほか微修正)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

ヘスペレトゥーサ古希: Ἑσπερεqουσα, Hesperethusa)は、ギリシャ神話に登場する夕べのニンフヘスペリデスの1柱で、ヘスペラやヘスペレとアレトゥーサを合わせた造語でもある。

その名前は古代ギリシア語で「夕焼け女」を意味する。

ヘスペラレトゥーサ (Hesperarethusa)、ヘスペラトゥーサ (Hesperathusa)やヘスペレストゥーサ (Hesperesthusa)など別名を持つ。

概要

ウェルギリウスによる『アエネーイス』第4巻の注釈の中でセルウィウスは、ヘーシオドスによればヘスペリデスはの女神・ニュクスの娘たちであり、大洋の彼方に位置する黄金の林檎を守る番人。その名はアイグレー (Aegle)、エリュテイア (Erytheia)と牛の眼のヘスペレトゥーサ (ox-eyed Hesperethusa)。

アポロドーロスによる『ビブリオテーケー』では、ヘスペレトゥーサからヘスペリアー (Hesperia)とアレトゥーサ (Arethusa)という二人のヘスペリデスに分割されており、四姉妹となった。

また、アトラースヘスペロスの娘という別説でもある。

脚注

参考文献

関連項目