ヘスペレトゥーサ
ヘスペレトゥーサ(古希: Ἑσπερεqουσα, Hesperethusa)は、ギリシャ神話に登場する夕べのニンフ。ヘスペリデスの1柱で、ヘスペラやヘスペレとアレトゥーサを合わせた造語でもある。
その名前は古代ギリシア語で「夕焼け女」を意味する。
ヘスペラレトゥーサ (Hesperarethusa)、ヘスペラトゥーサ (Hesperathusa)やヘスペレストゥーサ (Hesperesthusa)など別名を持つ。
概要
ウェルギリウスによる『アエネーイス』第4巻の注釈の中でセルウィウスは、ヘーシオドスによればヘスペリデスは夜の女神・ニュクスの娘たちであり、大洋の彼方に位置する黄金の林檎を守る番人。その名はアイグレー (Aegle)、エリュテイア (Erytheia)と牛の眼のヘスペレトゥーサ (ox-eyed Hesperethusa)。
アポロドーロスによる『ビブリオテーケー』では、ヘスペレトゥーサからヘスペリアー (Hesperia)とアレトゥーサ (Arethusa)という二人のヘスペリデスに分割されており、四姉妹となった。
脚注
参考文献
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