パナソニック和歌山地区

パナソニック株式会社エナジー社和歌山工場（パナソニックかぶしきがいしゃエナジーしゃわかやまこうじょう、Panasonic Corporation Energy Company Wakayama Factory）は、和歌山県紀の川市打田にあるパナソニック株式会社エナジー社の工場。バッテリー等を生産している。

概要

1991年4月にアルカリ蓄電池事業部和歌山工場第1棟が竣工して、和歌山県那賀郡打田町大字打田（現・紀の川市打田）にて操業開始。翌1992年には第2棟が竣工している。

エナジー社の国内生産拠点の一つであり、エナジー社としては、国内で一番新しい拠点である（大阪住之江地区が稼動すれば、住之江地区が最新拠点になる）。また、当工場はパナソニック主要事業場としては、現在のところ、松下幸之助創業者生誕の地でありながら、和歌山県で唯一の工場（事業場）となっている。

2007年 9月30日に発生した本社工場の火災で、リチウムイオン電池の生産ができないことから、和歌山工場内に新ラインを設け、製造を開始することになった。

和歌山平野を流れる紀ノ川北側に広がる田園の中に立地しているため、自然環境と調和した公園工場を目標にしている。工場北側にはJR 和歌山線が、南側には国道24号線が通っている。また、打田駅からは1km程度の距離であり、紀の川市役所も近い。