ハヤカワ・SF・シリーズ
ハヤカワ・SF・シリーズは、早川書房が1957年12月から1974年11月までに318冊刊行したSF小説の叢書。日本におけるSF小説の普及に重要な役割を果たした。1975年以降も増刷されたものもある。
2012年に同じく新書版で新☆ハヤカワ・SF・シリーズが創刊された。
年表
- 1957年 12月 - ハヤカワファンタジーとして刊行開始。ジャック・フィニイ『盗まれた街』、カート・シオドマク『ドノヴァンの脳髄』
- 1962年 4月 - レイ・ブラッドベリ『太陽の黄金の林檎』からハヤカワ・SF・シリーズに改称。
- 1974年 11月 - ハリイ・ハリスン『殺意の惑星』が最後の刊行となる。
- 1984年 11月 - ハヤカワ・SF・スペシャルとして栗本薫『火星の大統領カーター』がハヤカワ・SF・シリーズと同じ装丁で刊行される。
- 1995年 9月 - カート・シオドマク『ドノヴァンの脳髄』の第4版、エリック・フランク・ラッセル『超生命ヴァイトン』(初版1964年刊)の第6版、ヒューゴー・ガーンズバック『ラルフ124C41+』(初版1966年刊)の第2版、ジョン・W・キャンベル『影が行く』(初版1967年刊)の第2版が発行される。