ナツグミ
ナツグミ | ||||||||||||||||||||||||
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ナツグミの変種トウグミ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Elaeagnus multiflora Thunb. f. orbiculata (Makino) Araki(狭義)[1] Elaeagnus multiflora Thunb. var. multiflora(標準)[2] | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
ナツグミ | ||||||||||||||||||||||||
英名 | ||||||||||||||||||||||||
cherry silverberry |
ナツグミ(学名:Elaeagnus multiflora)はグミ科グミ属の植物の1種。別名は、ホソバナツグミ[1]。夏に実が熟すのでこの名がある[4]。
特徴
日本の本州関東・中部地方、四国に分布し、山野に自生する[4]。庭木にされることもある。
落葉広葉樹の小高木[4]。果実や葉の表面には、うろこ状の毛がある。葉は長楕円形で、表面にある灰白色の鱗片はやがて脱落するが、裏面には灰白色と褐色の鱗片が残る[4]。
花期は4 - 5月頃[4]。葉のつけ根に1 - 2個の淡黄色の花(正確には萼筒)を垂れ下がって咲かせる[4]。果実(正確には偽果)は6月頃に赤く熟し、少し渋いが食べられる[4]。
変種
- トウグミ(学名E. multiflora var. hortensis)
- これがよく植栽されている。ナツグミ、トウグミはよく似ているが、葉の表をルーペで拡大し鱗状毛があればナツグミ、星状毛があればトウグミである。
- ダイオウグミ(学名E. multiflora var. gigantea)
- 特に果実が大きい。ビックリグミともいう。鑑賞用兼食用(果実)として栽培されることが多い。
脚注
- ^ a b 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Elaeagnus multiflora Thunb. f. orbiculata (Makino) Araki”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月21日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Elaeagnus multiflora Thunb. var. multiflora”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月21日閲覧。
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-). “Elaeagnus multiflora Thunb. var. crispa (Maxim.) Servett.”. BG Plants 和名−学名インデックス(YList). 2021年8月21日閲覧。
- ^ a b c d e f g 平野隆久監修 永岡書店編 1997, p. 87.
参考文献
- 平野隆久監修 永岡書店編『樹木ガイドブック』永岡書店、1997年5月10日、79頁。ISBN 4-522-21557-6。