テイネポクナモシリ

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テイネポクナモシリ(テイネポㇰナモシㇼ)、またはポクナモシリは、アイヌでいう地獄冥界。語構成は、テイネ(じめじめした)+ポㇰナ(下方の)+モシㇼ(世界)。

死んだ人間が暮らしているとされる[1]

ポクナモシリに対し、アイヌの生活圏(現世)をアイヌモシリ(アイヌ語仮名表記: アィヌモシㇼアイヌ語ラテン文字表記: ainu mosir)、神(カムイ)が住む世界をカムイモシリ(アイヌ語仮名表記:カムィモシㇼkamuy mosir)、神の住むところ)、和人が住む本州をシサムモシリ(アイヌ語仮名表記:シサㇺモシㇼsisam mosir)、隣人の島)、サモロモシリ(アイヌ語仮名表記:サモㇿモシㇼsamor mosir)、隣の島)と呼んだ。

脚注[編集]

  1. ^ [1]

参考文献[編集]

常光徹監修「にっぽん妖怪大図鑑」ポプラ社2011年100頁

関連項目[編集]