サント=フォワ=ラ=グランド

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Sainte-Foy-la-Grande

サント=フォワ=ラ=グランドの紋章

サント=フォワ=ラ=グランドの小道
行政
フランスの旗 フランス
地域圏 (Région) ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏
(département) ジロンド県
小郡 (canton) サント=フォワ=ラ=グランド
INSEEコード 33402
郵便番号 33220
市長任期 Robert Provain
2008年-2014年
自治体間連合 (fr) Pays Foyen
人口動態
人口 2588人
(2006年)
人口密度 5176人/km2
地理
座標 北緯44度50分28秒 西経0度13分05秒 / 北緯44.8411111111度 西経0.218055555556度 / 44.8411111111; -0.218055555556座標: 北緯44度50分28秒 西経0度13分05秒 / 北緯44.8411111111度 西経0.218055555556度 / 44.8411111111; -0.218055555556
標高 最低:7 m
最高:20 m
面積 0.5km2 (50ha)
Sainte-Foy-la-Grandeの位置(フランス内)
Sainte-Foy-la-Grande
Sainte-Foy-la-Grande
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サント=フォワ=ラ=グランド (Sainte-Foy-la-Grande) は、フランス南西部ヌーヴェル=アキテーヌ地域圏ジロンド県にある、人口2588人のコミューンである。住民は "Foyen" と呼ばれる。

歴史[編集]

13世紀半ばにトゥールーズ伯アルフォンス・ド・ポワティエの統治拠点のひとつとして建設された[1]1271年イングランドエドワード1世の所領となるが、百年戦争後はフランス領に戻った。16世紀宗教改革期にはユグノーの拠点となり、1585年にアンリ・ド・ナヴァール(フランス王アンリ4世)によって街の周囲に稜堡などの防御施設が築かれた。これらの施設は1635年には破却され、以後は活発な商業都市として現在に至る[1]

場所・建物[編集]

市庁舎のある広場から南北方向に伸びるヴィクトル・ユゴー通りと、東西方向に伸びるレピュブリック通りを主軸とした格子状の町並みは、アキテーヌ地域圏のバスティッドの典型を示している[1]。街路網は保存状態が良く、街路の東端には中世の城壁の遺跡が残されている。建物の多くはここ200年内に再建されたものであるが、中世以来の構成を踏襲しており、15世紀以降のハーフティンバー様式の住宅も見ることができる[1]

出身人物[編集]

脚注[編集]

  1. ^ a b c d 曽根秀晶・伊藤毅(編)「バスティードの諸都市」『バスティード:フランス中世新都市と建築』 中央公論美術出版 2009年 ISBN 9784805505984 pp.137-139.

外部リンク[編集]