コムソモール
コムソモール(ロシア語:Комсомолカムサモール)は、マルクス・レーニン主義党、主に共産党の青年組織である。いわゆる青年団の一種。
大体、15歳から35歳までが相当年齢とされ、党の路線を学習する・学園や労働組合青年部で党の路線を宣伝する・少年団組織(ピオネール)の指導をするなどが任務として挙げられる。また、コムソモールで幹部を務めた者は、将来、マルクス・レーニン主義党の幹部候補となる場合も多い。
ソ連においては全連邦レーニン共産主義青年同盟(Всесоюзный ленинский коммунистический союз молодёжи,略称ВЛКСМ)と称された。
ソ連邦解体以降はロシア連邦共産党の指導下で、ロシア連邦共産主義青年同盟として承継されている。
機関誌は『コムソモリスカヤ・プラーヴダ』(Комсомольская правда)、現在はソ連時代に受賞したレーニン勲章などを残しつつも一般紙化している。
日本の場合、日本共産党の指導・援助を受けている青年組織、日本民主青年同盟がこれに当たる。
復活
2005年、ロシアではコムソモールにならって、プーチン大統領の政策を宣伝する青少年組織ナーシが設立された。
また、隣国ベラルーシでもコムソモールにならった青少年組織「ベラルーシ共和国青年団」が2002年に設立されている。(ルカシェンコ大統領への個人崇拝の色彩が強いことから、反対勢力からは「ルカモール」と呼ばれている)
関連項目
外部リンク
- ロシア連邦共産主義青年同盟公式サイト (ロシア語)