グランスノー奥伊吹
グランスノー奥伊吹 | |
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GRANSNOW OKUIBUKI | |
所在地 | 滋賀県米原市甲津原奥伊吹 |
座標 | 北緯35度31分18秒 東経136度23分30秒 / 北緯35.52167度 東経136.39167度座標: 北緯35度31分18秒 東経136度23分30秒 / 北緯35.52167度 東経136.39167度 |
旧名 | 奥伊吹スキー場[1] |
運営者 | 奥伊吹観光[1][2] |
管理者 | 奥伊吹森林レクリエーション[3] |
開業日 | 1970年[1] |
標高 | 1,250 m - 700 m |
標高差 | 550 m |
最長滑走距離 | 2,500 m |
最大傾斜 | 46[2]度 |
コース数 | 12本 |
コース面積 | 60 ha |
索道数 | 8[3]本 |
テレインパーク |
キッカー テーブル、ボックス、レール |
公式サイト | www.okuibuki.co.jp |
グランスノー奥伊吹(グランスノーおくいぶき)は、滋賀県米原市甲津原奥伊吹にある関西エリア最大級の規模を誇るスキー場[1]。
1970年に開業[1]。2019年に開業50周年を迎えるにあたり、名称を奥伊吹スキー場(おくいぶきスキーじょう)から「グランスノー奥伊吹」に変更した[1][4]。本項目では、スキー場の運営者である奥伊吹観光株式会社(おくいぶきかんこう)についても記載する。
特徴
大阪(吹田IC)より1時間50分、京都(京都東IC)より1時間20分、名古屋(一宮IC)からは55分と京阪神、中京圏ともにアクセスがよく、日帰りのスキーヤー、スノーボーダーには最適のスキー場である。駐車場からは動く歩道「アルカンデ」で移動ができる。積雪量、雪質共に恵まれゲレンデ一面でパウダースノーが楽しめる。関西エリア最大級のスケールを誇るそのゲレンデは自然の地形を活かし変化に富んだレイアウトで、ビギナーからエキスパートまでレベルを問わすに楽しめるコースが揃う。
グリーンシーズンにはキャンプ場やモーターパークを営業している[5]。
2020年からは、毎日放送がスキーシーズン限定で、気象情報用の定点カメラを敷地内に設置している。
コース
関西エリア最大級のスケールと、全12コースの多彩なコースバリエーション、何度滑りに来ても飽きのこない奥深いレイアウトが人気。標高が高くパウダースノーにも恵まれるゲレンデでは、状態を見極めた圧雪で常に最高のバーンコンディションがキープされている。1枚バーンが広がり、初中級者でも快適に滑走が楽しめる「杉の木ゲレンデ」、縦長の緩斜面が人気のファミリーコース「しゃくなげゲレンデ」から、30度を超すハードなコブ斜面「チャンピオンコース」、最大斜度46度の最上級者向け「ニューチャレンジコース」に至るまで、自然の地形を活かし変化に富んだコースで、ビギナーからエキスパートまで幅広く満足できるコースが揃う。
- 全12コース[5] コースと隔離して「ちびっこゲレンデ」あり
- 上級30%、中級40%、初級30%、最大斜度46度
- 12コースの多彩なバリエーションと初中級者にも滑りやすい充実のファミリーコース。
- ニューチャレンジコース(最大斜度46度未圧雪コース)[2]、チャンピオンコース(全長500mモーグルバーン)等、国内屈指のハードコースを備える。
- スノーパーク(吉野康人プロデュース) キッカー、ボックス、レールを中心にレベルを問わずに楽しめるアイテム設置。
- ちびっこゲレンデ ベルトコンベア式動く歩道「サンキッド」完備。そり遊び、雪遊び場所として利用可能。
- スノーボードは、チャンピオンコースを除き全面滑走可。
コース名 | 滑走距離 | 最大斜度 | 平均斜度 | レベル |
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第一ゲレンデ | 400m | 13度 | 10度 | 初級 |
栗の木ゲレンデ | 500m | 30度 | 25度 | 上級 |
栃の木ゲレンデ | 700m | 27度 | 24度 | 中級 |
杉の木ゲレンデ | 900m | 20度 | 13度 | 初級 |
チャンピオンコース | 500m | 33度 | 30度 | 上級 |
ダイナミックコース | 600m | 25度 | 23度 | 中級 |
アルペンコース | 600m | 25度 | 18度 | 初級 |
しゃくなげゲレンデ | 650m | 18度 | 13度 | 初級 |
チャレンジコース | 350m | 30度 | 25度 | 上級 |
ニューチャレンジコース | 400m | 46度 | 43度 | 最上級 |
天狗岩コース | 900m | 30度 | 22度 | 中上級 |
ブナ林ゲレンデ | 300m | 20度 | 13度 | 初級 |
ちびっこゲレンデ | 100m | 10度 | 10度 | キッズ向け |
リフト
全8基(クワッドリフト1本・トリプルリフト1本・ペアリフト6本)が設置されている(リフト2基は休止中)[3]。
2018年にメインリフトがリニューアルされた[6]。秒速は2018年現在では秒速5 m(メートル)で、約800 mの距離を2分半で結ぶ[6]。このリフトは2018年現在では国内最速タイのリフトであり、乗降時は秒速1 mとなるため乗降も容易にできるようになったと評価される[6]。
施設
- レストハウス:最大600名収容の広い店内。ゲレンデが一望できる開放的なリラックス空間を備えたオープンテラス完備。 ラーメンコンテスト優勝の「ごまラーメン」、本場原宿の「マリオンクレープ」他、多数の人気メニューが揃う。 店内の売店にてウィンター用品の販売あり。
- 第一ロッジ:最大250名収容の店内。チケット売り場、レンタルハウスが近く利便性が良い。 人気メニューの「ごまラーメン」、スパイスの効いた本格派の「カレーライス」等、定番かつ人気のメニューが揃う。
- レンタルハウス:レンタルスキー・ボード、ウェア、そり等を合わせ約1500セットもの充実のレンタル品を完備。
- ロッカー・更衣室:レンタルハウス2Fにてコインロッカー700台併設の更衣室を完備。
奥伊吹観光株式会社
奥伊吹観光株式会社(おくいぶきかんこう)は、グランスノー奥伊吹(旧奥伊吹スキー場)の運営企業[7]。スキー場所在地に本社を置いている。
2019年には、賤ヶ岳リフト(滋賀県長浜市木之本町)[5]の運営を近江鉄道[8]から譲渡[3][5][9]。同年7月6日に運行を再開した[3][10]。賤ヶ岳リフトについての詳細は、公式サイトを参照。
脚注
- ^ a b c d e f "ついに開業「50周年」!!今シーズンは「奥伊吹スキー場」から「グランスノー奥伊吹」へと名称変更して「12月14日」(土) に オープン決定!!" (Press release). 奥伊吹観光. 21 November 2019. 2020年2月20日閲覧。
- ^ a b c “【滋賀】滑走最大斜度46度 奥伊吹スキー場に新コース”. 中日旅行ナビぶらっ人(中日新聞). (2011年1月6日) 2020年2月20日閲覧。
- ^ a b c d e 『令和元年度 鉄道要覧』電気車研究会・鉄道図書刊行会、2019年10月2日、446頁。ISBN 978-4-88548-132-1。
- ^ 長浜・米原を楽しむ観光情報サイト グランスノー奥伊吹(旧奥伊吹スキー場)
- ^ a b c d "【賤ヶ岳リフト】の運営再開が決定!奥伊吹スキー場の運営を行う奥伊吹観光 (株)が再開に向けて始動へ。" (Press release). 奥伊吹観光. 29 May 2019. 2020年2月20日閲覧。
- ^ a b c “奥伊吹スキー場に国内最速リフト 所要時間が6分から約2分半に”. 京都新聞. (2018年12月6日)
- ^ “滋賀)ふるさとづくり大賞の奥伊吹観光 米原市長を表敬”. 朝日新聞デジタル. (2020年1月28日) 2020年2月20日閲覧。
- ^ “運休中の滋賀・長浜の賤ケ岳リフト 復旧工事費めどつかず 近江鉄道と自治会が協議”. 産経ニュース. (2018年4月19日) 2020年2月20日閲覧。
- ^ “賤ケ岳リフト 7月に営業再開、奥伊吹観光が運営”. 日本経済新聞. (2019年6月21日) 2020年2月20日閲覧。
- ^ “滋賀)賤ケ岳リフトが再開 土砂崩れで昨春停止”. 朝日新聞デジタル. (2019年7月7日) 2020年2月20日閲覧。
関連項目
外部リンク
- グランスノー奥伊吹(GRANSNOW奥伊吹) - 公式サイト
- グランスノー奥伊吹&モーターパーク (@okuandibu) - X(旧Twitter)
- グランスノー奥伊吹 (okuibuki) - Facebook
- グランスノー奥伊吹 (@okuibuki_ski) - Instagram
- グランスノー奥伊吹公式チャンネル - YouTubeチャンネル