クバン川

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クバン川流路
クバン川。タマン半島北岸のテムリュークアゾフ海に注ぐ。
クバン川流域

クバン川(クバンがわ、クバーニ川、ロシア語: Кубаньクバーニカラチャイ・バルカル語: Къобанカバルド語: Псыжьアディゲ語: Псыжъアバザ語: Къвбинаノガイ語: Кобан)は、ロシア北カフカスを流れるである。長さ870km、流域面積57,900km2

地理

カフカス山脈エルブルス山付近に源を発し、北に流れてから西に向きをかえてタマン半島北岸のテムリュークアゾフ海に注ぐ。川の大部分は航行可能である。流域には、クバン・コサックの根拠地が置かれた。

流域の都市はクラスノダールチェルケスクなどがある。

流域は、クバン地方クバーニ(クバン)と呼ばれ、現在のロシアのクラスノダール地方スタヴロポリ地方ロストフ州およびアディゲ共和国カラチャイ・チェルケス共和国などの地域にあたる。


クバン川(クラスノダール
クバン川

1926年、クゥバーニ川流域のウクライナ人は141万2276人、北カフカース全域のウクライナ人は310万7000人だった[1]スターリンによる農業集団化により飢饉(ホロドモール)の被害が甚大だった[1]

脚注

  1. ^ a b コンクエスト『悲しみの収穫』恵雅堂出版、2007年、,p455-459.

関連項目