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クギヌキハサミムシ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
クギヌキハサミムシ科 Forficulidae
ヨーロッパクギヌキハサミムシ
分類
: 動物界 Animalia
: 節足動物門 Arthropoda
: 昆虫綱 Insecta
: ハサミムシ目 Dermaptera
亜目 : クギヌキハサミムシ亜目 Forficulina
: クギヌキハサミムシ科 Forficulidae
学名
Forficulidae
Stephens, 1829

クギヌキハサミムシは、ハサミムシ目(革翅目)クギヌキハサミムシ亜目 Forficulina またはクギヌキハサミムシ科 Forficulidae の昆虫の総称。このグループの昆虫は、革翅目の中でもが大きくて立派なものが多く、有翅で、脚と頭部と触角が黄色である。

母親が卵を守り育てることで有名で、母親は一斉に生まれた一令幼虫たちに自分の体を食料として提供することで一生を終える。

イネ害虫メイガを食べる益虫として知られており、東南アジアにはイネの栽培時にクギヌキハサミムシをばら撒くところもあるが、アフリカなどに生息する種のヨーロッパクギヌキハサミムシ英語版Forficula auricularia は農作物を食害する草食昆虫である。