ギルボア山

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ギルボア山: Mount Gilboa、ヘブライ語表記:הר הגלבוע, アラビア語表記:جبال فقوعة (Faqoa))は、イズレエルの南東に位置する518mの山。また、その周辺の山岳地帯の名前でもある。「丘陵地帯」を意味すると言われる。最高峰はベテ・シャンの西9kmにあるジェベル・フクアと呼ばれる山である。

エスドラエロン平原の東方に弓なりに展開する尾根は、キション川ヨルダン川分水嶺になっている。

サウル王がペリシテ人との戦いの際に陣を構えた。この戦いでイスラエルは敗北して、ヨナタンアビナダブマキエ・シュアがギルボア山で戦死した。

ダビデはサウルがこの山で死んだ故に、この山を呪った[1]。そのために、今日もイスラエル政府による緑化政策にもかかわらず植物が育たないと言われる。[2]

この地域は王の道とヨルダン川から地中海への通路上にあるために、度々戦場になった。

参考文献

  1. ^ サムエル記第二1章21節
  2. ^ デレック・プリンス『呪いから祝福への道』20ページ

参考文献

座標: 北緯32度26分02秒 東経35度24分52秒 / 北緯32.43389度 東経35.41444度 / 32.43389; 35.41444