カール・フローレンツ

カール・フローレンツ

人物情報
生誕	(1865-01-10) 1865年1月10日 ドイツ テューリンゲン州エアフルト
死没	1939年2月9日(1939-02-09)（74歳）
出身校	ライプツィヒ大学
学問
研究分野	文学(東洋学・日本学)
研究機関	ハンブルク大学

カール・アドルフ・フローレンツ（Karl Adolf Florenz、1865年1月10日 - 1939年2月9日）は、明治時代にお雇い外国人として来日したドイツの言語学者、日本学者、文学者である。

経歴・人物

1865年、テューリンゲン州のエアフルトに生まれる。ライプツィヒ大学を卒業した後、1889年(明治22年)に日本政府の招聘により来日した。東京帝国大学に雇われ、そこでドイツ文学及びドイツ語の教鞭を執った。また、同時期に日本書紀や日本の古典文学をドイツ語に翻訳したり、日本文化を研究する等、日本とドイツの関係を向上させた。1917年(大正3年)に任期満了となり帰国した。帰国後はハンブルク大学で教鞭を執った。

主な著作物

• 『日本文学史』

出典

• デジタル版 日本人名大辞典+Plus（講談社）『フローレンツ』- コトバンク
• デジタル大辞泉（小学館）『フローレンツ』- コトバンク
• 馬場大介著『近代日本文学史記述のハイブリッドな一起源　カール・フローレンツ『日本文学史』における日独の学術文化接触』（三元社、2020年) - 三元社　書籍紹介

関連項目

• オーアーゲー・ドイツ東洋文化研究協会