カジカ (漫画)
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カジカ | |
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ジャンル | 少年漫画 |
漫画 | |
作者 | 鳥山明 |
出版社 | 集英社 |
掲載誌 | 週刊少年ジャンプ |
レーベル | ジャンプ・コミックス |
発表号 | 1998年32号 - 第44号 |
巻数 | 全1巻 |
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注意:以降の記述には物語・作品・登場人物に関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
あらすじ
幼い頃、遊び半分でキツネのギギを殺した少年・カジカは、その代償としてギギから呪いを受ける。「呪いを解くには、千の命を救わなければならない。」と、死んで魂となったギギからそう教えられたカジカは、仕方なく旅に出た。
それから5年、呪いが解けるまであと10の命というところまできたカジカは、ギャングに襲われている少女・ハヤを助ける。彼女はロンロン島の研究所から絶滅寸前の竜の卵を盗み出したギャング・ギバチ一味から竜の卵を盗み返したプロの泥棒だった。彼女にその強さを買われたカジカは、絶滅寸前の竜の卵を預かり、卵を狙う悪党から卵を護りながらロンロン島を目指すことになる。
用語
- 竜
- ロンロン島に生息していた絶滅危惧種だったが、最後の2頭が大嵐で死んでしまったため、カジカの預かった卵が最後の一頭ということになる。その子供の血は、飲んだものに絶大な力を与えるといわれているため、ギバチ一味に狙われている。
- カワ族
- カジカとイサザの出身の民族。不思議な力を使えるものが多数存在したが、火山の噴火に巻き込まれて死に絶えた。
- 悪玉
- 人の持つ悪い心で、カジカは人の後首部に手を当てることでそれを吐き出させて、悪人を善人に変えることができる。作中に登場する悪玉の大半は、吐き出された後に消し去られた。
- 鷲風(しゅうふう)
- カジカとイサザが使用する技。掌から目視できない衝撃波を放ち、離れた相手を攻撃できる。
登場人物
- カジカ
- 本作品の主人公。不思議な力を持つカワ族の出身。幼い時はどうしようもない悪童で、罪の無いキツネ「ギギ」を殺したことから、ギギに呪われてキツネの尻尾と耳を持つ身体となった。その結果、自身が持っていた驚異的な力は失ったが、代わりに鼻と耳が狐並みによくなった。生き物を1000匹助けると呪いが解けるため、生き物を助けながら旅をしている。お金がなくなると賞金首を捕まえて旅費を稼いでいるため、世界の一流賞金稼ぎカタログに超A級賞金稼ぎとして記載されている。
- ギギ
- カジカに殺されたキツネの魂。カジカに人としての基本道徳から教えた育ての親でもある。カジカの旅に同行する。カジカが1000匹の生き物を助けたとき、狐の姿に戻ることができる。
- ハヤ
- お金が大好きな泥棒の少女。そこそこ腕は立つが責任感が無い。
- イサザ
- あらゆる仕事を請け負う、世界一の仕事屋かつ殺し屋。カジカ同様カワ族の出身だが、父親がリーバ人だったため、幼少時に母親と共に追放された。カジカ同様不思議な術が使える。
- ドンコ
- 情報屋。飛行機も追いつけないくらい足が速くて声が大きい。金に汚い。
- ギバチ
- ギャングのボス。究極の力を手に入れるために竜の卵を狙っている。
副題
- 呪われたカジカ
- ギバチの野望
- カジカとイサザ
- 第3の男
- イサザの実力
- ドンコの作戦
- カジカのショック
- ギバチのドラゴンパワー
- 解けるか!?呪い
- 決闘!カジカ対ギバチ
- カジカの迷い
- やさしいカジカ