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オーロラ・オーストラリス

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艦歴
発注:
起工:
進水: 1989年9月18日
就役: 1990年3月30日
退役:
その後:
除籍:
性能諸元
排水量 3.911t
全長 94.91m
全幅 20.3m
吃水 7.862m
機関
速力 最速16.8ノット、巡航13.0ノット
航続距離
定員 24名プラス輸送人員116名
砕氷能力 1.23m(2.5ノット時)
搭載機(どちらか) シコルスキー S-76 2機
ユーロコプター AS350 3機
言語 表記
日本語 オーロラ・オーストラリス
英語 Aurora Australis

オーロラ・オーストラリス(Aurora Australis)は、オーストラリア砕氷船南極観測船である。

概要

オーロラ・オーストラリスは、オーストラリア南極局が運用している。建造はP&Oが行い、南極局がチャーターしているが、任務のないときはP&Oが使用することもある。

南極観測船しらせが2008年4月の第49次南極観測隊の帰国後に退役となるものの、しらせ後継船が予算不承認で就役が2009年度と予定より遅れたことから、2008年秋出発の第50次隊の輸送については日本政府がこの船をチャーターして代役とした[1]

しらせと比べてかなり小さいので、南極-オーストラリア間を何度も往復する。オーロラ・オーストラリスはしらせと違って文字どおり南極観測船であり、各種観測機器と研究者のための設備が整っている。

1998年にスクリュ故障のため海氷に閉じ込められたとき、しらせによる砕氷と曳航により救出されたことがある[2]

脚注

  1. ^ 4万キロの最後の旅へ 「しらせ」が出航
  2. ^ オーロラ・オーストラリスの救援 - 南極観測のホームページ(国立極地研究所)