オイラー積分

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数学に於いて、オイラー積分(オイラーせきぶん, Euler integral, Eulerian integral)とは、数学者オイラールジャンドルに拠って研究された積分[1][2]第一種オイラー積分第二種オイラー積分の2つが存在し、それぞれがベータ関数ガンマ関数に相当する。 オイラー積分ルジャンドルに拠って与えられた。

概要

第一種オイラー積分(Euler integral of the first kind)はベータ関数とも呼ばれ、, を満たす, に対して、

定義される。

第二種オイラー積分(Euler integral of the second kind)はガンマ関数とも呼ばれ、を満たすに対して、

定義される。

オイラー積分の性質として、整数, , に対して、

という表示も在る。

脚注

  1. ^ *L. Euler, Nov. Comm. Petrop., XVI.(1772)
  2. ^ A. M. Legendre, Exercices, I, p.221, Paris

参考文献

  • E. T. Whittaker and G. N. Watson, A Course of Modern Analysis. Cambridge University Press 1927.

関連項目