エル・ディアリオ・バスコ
種別 | 日刊紙 |
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判型 | タブロイド版 |
所有者 | グルポ・ボセント株式会社 |
設立 | 1934年11月27日 |
政治的傾向 | 保守的自由主義・スペイン国家主義 |
言語 | スペイン語 |
本社所在地 | バスク自治州ギプスコア県サン・セバスティアン |
発行数 | 79,984(2011年)[1] |
エル・ディアリオ・バスコ(スペイン語: El Diario Vasco)は、スペイン語で発行される日刊紙(一般紙)。本部はスペイン・バスク自治州ギプスコア県サン・セバスティアンに置かれている。
歴史
保守の著作家であるフアン・イグナシオ・ルカ・デ・テナやラミロ・デ・マエストゥらによって、1934年、バスク社会出版社が『エル・ディアリオ・バスコ』を創刊した。1936年にスペイン内戦が勃発すると、『エル・ディアリオ・バスコ』はナショナリスト派を支援したため、サン・セバスティアンがナショナリスト派によって征服されるまでの2か月間は、ナショナリスト派と敵対するスペイン共和国政府によって新聞社が封鎖された。1945年、ファランヘ党の制御下にある『エル・コレオ』の所有者によって買収され、企業名をエル・プエブロ・バスコ株式会社からビルバオ・エディトリアル株式会社に変更した。
2001年、2人のバスク祖国と自由(ETA)メンバーによって、最高財務責任者(CFO)であるサンティアゴ・オレアガが殺害された。現在、『エル・ディアリオ・バスコ』はボセント・グループによって所有されており、バスク自治州ギプスコア県内で10の地域版を、ギプスコア県外で1の地域版を刊行している[2]。
脚注
- ^ 2010年7月から2011年6月までの統計 Oficina de Justificación de la Difusión 2012年7月8日閲覧[リンク切れ]
- ^ ETA kills El Diario Vasco's CFO with seven shots from behind. エル・パイス, 2001年5月25日