エブリデイ・キャリー
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エブリデイ・キャリー(英語:Everyday carry, EDC)とは、毎日持ち歩くものや持ち歩く習慣を指す[1][2] 。
一般的なEDCギアとして、財布、腕時計、鍵およびキーホルダー、スマートフォン、ハンカチ、マルチツールやナイフ(この2つは別体で持つ人が多い)、懐中電灯、拳銃、筆記用具(ノートブックとペンやシャープペンシル)等が挙げられる[3][4]。
文化
EDCギアを整然と並べて写真を投稿する文化もある。例として米国のアーティストTom Sachsの提唱するknollingと呼ばれる技法が用いられ、ギアを直角に配置する。見易く並べられたギアの写真からその人の生活様式やこだわり、備えていること、好みのメーカー品や好きな色など、それぞれの特色が出るため、EDCは単に持ち歩くだけでなく写真を投稿するというネット上でのサブカルチャー的側面も併せ持つ[5]。
EDCの方法
EDCギアはポケットに入れて携行されることが多いが、ベルトや財布、小さめのデイパック、ブレスレット、またはロングブーツやポケット付きベストなど、収納場所を増やすための衣料品やオプションも数多く存在する[1]。EDCアイテムの携帯方法は、EDCアイテムの目的と意図によって異なる。たとえば盗難の心配があるアイテムを所持する場合には、より目立たない所に保持するなど[6]。
EDCと日本における法律
EDCのコンセプト自体は日本でも違法ではないが、一般的な物の所持として、法律(軽犯罪法、銃刀法など)に抵触しない運用が必要である。 海外のEDC文化として、しばしばナイフや銃器の携帯が見受けられる。
脚注
- ^ a b Acker, Amelia; Carter, Daniel (2018). “Pocket Preppers: Performing Preparedness with Everyday Carry Posts on Instagram” (英語). Proceedings of the 9th International Conference on Social Media and Society - SMSociety '18 (Copenhagen, Denmark: ACM Press): 207–211. doi:10.1145/3217804.3217913. ISBN 9781450363341 .
- ^ Tiidenberg, Katrin; Whelan, Andrew (2017-04-03). “Sick bunnies and pocket dumps: "Not-selfies" and the genre of self-representation” (英語). Popular Communication 15 (2): 141–153. doi:10.1080/15405702.2016.1269907. ISSN 1540-5702 .
- ^ Contributor (2015年6月23日). “What is Everyday Carry (EDC)?” (英語). The Art of Manliness. 2018年12月17日閲覧。
- ^ “Getting Comfortable with EDC | Gun Talk”. guntalk.com. 2020年2月28日閲覧。
- ^ Wright (2019年7月24日). “Meet the men obsessed with carrying all the right stuff”. Vox.com. 2019年7月25日閲覧。
- ^ “100 Deadly Skills | The SEAL Operative's Survival Guide” (英語). 100 Deadly Skills. 2018年12月17日閲覧。