アセタゾラミド
IUPAC命名法による物質名 | |
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臨床データ | |
胎児危険度分類 | |
法的規制 | |
投与経路 | 経口 |
薬物動態データ | |
代謝 | None |
半減期 | 3 - 9 時間 |
排泄 | 腎臓 |
識別 | |
CAS番号 | 59-66-5 |
ATCコード | S01EC01 (WHO) |
PubChem | CID: 1986 |
DrugBank | APRD00119 |
KEGG | D00218 |
化学的データ | |
化学式 | C4H6N4O3S2 |
分子量 | 222.248 g/mol |
アセタゾラミド (acetazolamide) は炭酸脱水酵素阻害薬の1つ。アセタゾラミドは主として近位尿細管で作用し、炭酸脱水酵素を阻害することによりHCO3-の再吸収を抑制する。利尿作用を持つが、主として利尿薬としてではなく緑内障の治療薬として用いる。またメニエール病や月経前緊張症の症状緩和効果や、てんかんの薬物治療の補助にも用いられている。副作用として過敏症状、胃腸障害、代謝性アシドーシスなどが存在し、動物実験では催奇形作用が報告されている。そのほか、脳脊髄液の産生抑制を目的に水頭症の治療に使用される。
関連項目
参考文献
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4-88500-610-4
- 伊藤勝昭ほか編集 『新獣医薬理学 第二版』 近代出版 2004年 ISBN 4-87402-101-8