アウグスト・モレイラ・デ・オリベラ

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アウグスト・モレイラ・デ・オリベラ(Augusto Moreira de Oliveira、1896年10月6日 - 2009年2月13日[1])は、ポルトガルスーパーセンテナリアン。ポルトガルの男性最高齢記録を保持している男性[2]

人物[編集]

1896年10月6日、エスピーニョに生まれる。彼の幼少期の話はほとんどなかった。

100歳の時点でも、まだ5キロ歩くこともでき、108歳までは自分の土地で働いていた。

2003年5月5日、当時107歳だったホセ・ルイス・ラデイラの死去により、ポルトガル国内の最高齢男性になった。

111歳の誕生日を迎えた時点では、コミュニケーション能力と聴覚に障害があったものの、まだ歩行や洗濯などを行うことも可能であった。毎日朝8時から9時に目を覚まし、グラスワインを飲んでいた。また、FCポルトのファンでもあり、FC会長からワインのボトルを受け取ったこともあった[3]

2009年1月2日、当時115歳だったマリア・デ・ジェズスが死去したことにより、ポルトガル国内で最高齢人物となった。

しかし1か月後の2009年2月13日、15年間住んでいたヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアの自宅でインフルエンザの合併症により死去。112歳130日没。

脚注[編集]

  1. ^ Augusto Moreira de Oliveira” (英語). Gerontology Wiki. 2021年12月10日閲覧。
  2. ^ Notícia da morte de Augusto Moreira de Oliveira no Correio da Manhã”. 2013年5月4日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。
  3. ^ Homem mais velho de Portugal faz anos (fotos)”. tvi24. 2016年2月23日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月10日閲覧。