ヴァイオリンソナタ第6番 (ベートーヴェン)

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ヴァイオリンソナタ第6番(ヴァイオリンソナタだいろくばん)イ長調 作品30-1 は、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン1802年に作曲したヴァイオリンソナタ

概要[編集]

ロシア皇帝アレクサンドル1世に献呈された「アレキサンダー・ソナタ」の1曲であり、次作の第7番、次次作の第8番とも異なり、穏やかなゆるさが全曲を覆っている。

もともと最終楽章はクロイツェル・ソナタのそれ、タランテラになる予定であった。作曲者はここに華々しい効果を期待するよりは、次作の華やかにして雄渾な曲想を際立たせようとしたのか、伸びやかな変奏曲楽章をおいている。

曲の構成[編集]

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